デポジットポリシーとキャンセルポリシーはどのように連動しますか?

デポジットポリシーとキャンセルポリシーは、ゲストのキャンセル時に事前決済されたデポジット金額がキャンセル料として充当される仕組みで連動しています。 以下に詳細をご説明します。

1. デポジットの決済タイミング

  • デポジットの決済は、キャンセルポリシーが適用される日(例: 7日前)に行われます。
  • ゲストがキャンセルポリシー適用日前(例: 8日前)にキャンセルした場合、デポジット決済は行われません。この場合はキャンセル料も発生しません。


2. キャンセル料がデポジット金額を超える場合

  • キャンセル料がデポジットでカバーできない場合、不足分をゲストに追加請求する必要があります。
  • 例:
    • 宿泊料金: 30,000円
    • デポジット: 20%(6,000円)
    • 当日キャンセルでキャンセル料が100%(30,000円)発生した場合、事前決済された6,000円を充当し、残り24,000円をゲストに追加請求します。


3. キャンセル料がデポジット金額以内の場合

  • キャンセル料がデポジット金額を下回る場合、差額をゲストに返金します。
  • 例:
    • 宿泊料金: 30,000円
    • デポジット: 30,000円(100%)
    • 3日前キャンセルでキャンセル料が20%(6,000円)の場合、6,000円を充当し、残額24,000円をゲストに返金します。


4. キャンセル料が発生しない場合

  • キャンセルポリシー適用日前(例: 8日前)にキャンセルされた場合、デポジットの決済自体が行われません。そのため、返金手続きは不要です。


5. 現地決済やデポジットなしの場合

  • 現地決済: デポジットが事前に請求されないため、未収金が発生するリスクがあります。
  • デポジットなし: キャンセル料が発生した場合、全額をゲストに追加請求する必要があります。


6. 返金や追加請求の注意点

  • 返金処理は、必ず決済サービスを通じて行います。WASIMILのフォリオ機能では返金処理が行えませんのでご注意ください。


補足:

デポジットポリシーとキャンセルポリシーの設定を適切に行うことで、施設の収益を確保しつつ、ゲストへの明確な説明が可能になります。特に、デポジット金額を宿泊料金やキャンセル料に合わせて十分な額に設定することが重要です。

 

👉️デポジットポリシーの詳細については、こちらの記事をご確認ください。

👉️キャンセルポリシーの詳細については、こちらの記事をご確認ください。