キャンセルポリシーを設定する

施設に適したキャンセルポリシーを設定しましょう

🦅キャンセルポリシーは、「標準キャンセルポリシー」と「カスタムキャンセルポリシー」のいずれかを設定できます。標準ポリシーでは、キャンセル料の全額請求、一部請求、または請求なしを選択し、日数や料金割合を指定可能です。設定内容は予約エンジンや請求書に自動反映され、ゲストが確認できます。カスタムポリシーはテキスト形式で入力し、施設の柔軟な対応が可能です。
この記事では、キャンセルポリシーの設定方法についてご紹介します。

💡ゲストがキャンセルポリシー内でキャンセルを行った場合でも、キャンセル料は自動的に計上されません。キャンセル料の計上は、フォリオ内で手動処理する必要があります。
👉️請求を追加する手順はこちらの記事をご確認ください。
💡デポジットを決済システムで処理した場合、返金が必要な際は必ず同じ決済システムを通じて返金してください。


目次

キャンセルポリシーにアクセスする手順

キャンセルポリシーの設定手順と内容

 標準キャンセルポリシーを作成する手順

 標準キャンセルポリシーの削除・編集方法

 カスタムキャンセルポリシーを作成する手順

特別料金プランのキャンセルポリシーの設定手順と内容

キャンセルポリシーはどこに表示されますか?


 キャンセルポリシーにアクセスする手順

  1. メインメニューから「施設」をクリックします。
  2. サブメニューの「ポリシー」をクリックします。
  3. キャンセルポリシーのフィールドまでスクロールします。

キャンセルポリシーの設定手順と内容

キャンセルポリシーは、「標準キャンセルポリシー」と「カスタムキャンセルポリシー」の2種類から設定できます。

  • 標準キャンセルポリシー
    定型的なキャンセル条件を設定します。システムに自動で反映され、キャンセル料の計算にも使用されます。
    (例:20日前まで無料、7日前から30%、前日50%など)
  • カスタムキャンセルポリシー
    自由記述形式で入力するキャンセル条件です。 特殊なケースや例外的な対応が必要な場合に利用できます。柔軟な運用を行いたい場合に適しています。


標準キャンセルポリシーを作成する手順

キャンセルされた予約に対して、全額請求、一部請求、または請求なしを設定でき、さらに料金タイプやキャンセルまでの日数も指定できます。
💡標準キャンセルポリシーは、システムに自動で反映されます。

  1. 「新規のポリシーを追加」ボタンをクリックすると、設定に必要な項目が表示されます。
  2. 「キャンセル料」「タイプ」「以内にキャンセル」の各項目を選択または入力します。「新規のポリシーを追加」ボタンをクリックすると、追加の設定項目が表示されます。
    💡「キャンセル料」の項目を設定すると、それに応じて「タイプ」で選択できる項目が変わります。「以内にキャンセル」の設定は変わりません。

    ・課金なし
    「なし」を選択すると、「◯日以内にキャンセル(到着日前)」の条件に該当しても、キャンセル料は発生しません。
    ・一部請求
    「一部請求」を選択すると、予約された宿泊料金に対して一部の金額をキャンセル料として請求できます。 以下のオプションから選択可能です:
      • デポジット料金の%
        デポジットポリシーで設定された入金額の割合に基づいて、キャンセル料を算出します。
      • 全宿泊料金の%
        予約された宿泊料金の一定割合をもとにキャンセル料を計算します。
      • 一泊分の料金
        宿泊料金のうち、一泊分に相当する金額をキャンセル料として請求します。

    ・全額請求
    キャンセル料として、全額を請求する設定です。 以下のいずれかの方法を選択できます:
      • 全デポジット
        予約時に受領したデポジットの全額を、キャンセル料として請求します。
      • 全宿泊料金
        宿泊料金の全額をキャンセル料として請求します。
  3. 設定が完了したら最後に「送信」ボタンをクリックします。

標準キャンセルポリシーの削除・編集方法

キャンセルポリシーは、いつでも編集または削除できます。「ゴミ箱アイコン」をクリックすると、その行で設定したポリシーを削除します。「+」アイコンをクリックすると、キャンセルポリシーを追加できます。

💡編集した内容は今後の予約にのみ反映されます。

よくあるキャンセルポリシーの例

「新規のポリシーを追加」ボタンをクリックすることで、複数のキャンセルポリシーを組み合わせ、施設独自のポリシーを設定できます。

  • 到着日の20日前までにゲストが予約をキャンセルした場合、キャンセル料を請求しないまたは宿泊料金の0~10%を請求する
  • 到着日の7日前までにゲストが予約をキャンセルした場合、宿泊料金の10~50%をキャンセル料として請求する
  • 到着日の1日前までにゲストが予約をキャンセルした場合、宿泊料金の50~100%をキャンセル料として請求する

スクリーンショット 2024-03-12 10.48.38のコピー


カスタムキャンセルポリシーを作成する手順

キャンセルポリシーをテキスト形式で入力することができます。

💡カスタムキャンセルポリシーで設定したキャンセル料は自動計算されず、ゲストへの請求も自動では行われません。

  1. 「言語」のプルダウンをクリックして入力する言語を選択します。選択した言語で入力すると、✅が表示されます。入力内容は、ゲストが選択した言語で表示されます。

  2. 入力が完了したら最後に「送信」ボタンをクリックします。

特別料金プランのキャンセルポリシーの設定手順と内容

特別料金プランの予約に対して、全額請求、一部請求、または請求なしを設定できます。また、それに基づいて料金タイプやキャンセルまでの日数を設定することも可能です。

  1. 画面右上の「+ 特別料金への新しいキャンセルポリシーを追加」ボタンをクリックします。

  2. 特別料金プラン用の新しいキャンセルポリシーを作成するウィンドウが表示されます。
  3. 各フィールドの入力します。
    💡項目名の横にアスタリスク(*)がついているものは入力必須項目です。

    ・支払方法名 *必須
    特別料金プランに適用する支払方法の名称を入力します。
    ・標準キャンセルポリシーを作成
    キャンセル料のルールをあらかじめ定型パターンで設定できます。 「標準キャンセルポリシーを作成」または「カスタムキャンセルポリシーを作成」のどちらかを選択して設定します。
    ・カスタムキャンセルポリシーを作成
    自由記述形式でキャンセルポリシーを入力できます。 特殊な対応が必要な場合や、定型パターンでは対応できない場合に使用します。 「標準キャンセルポリシーを作成」または「カスタムキャンセルポリシーを作成」のいずれかを選択してください。
  4. すべての入力が完了したら画面右下の「送信」ボタンをクリックします。

キャンセルポリシーはどこに表示されますか?

予約エンジン

予約エンジン内の「宿泊者代表」を入力するページの下部にある「利用規約・宿泊約款」のリンクをクリックすると内容が表示されます。

フォリオ

フォリオの「取引履歴」「サマリー」にキャンセル料が表示されます。
👉️請求を追加する手順はこちらの記事をご確認ください。


請求書

請求書は下記のように表示されます。