WASIMIL(Channex連携)との連携手順
WASIMIL(Channex連携)との連携設定でOTA接続を効率化しましょう
🦅 WASIMIL(Channex連携)を利用することで、OTAとPMS間の情報を自動で同期できる「3way連携」が実現します。予約情報・在庫・料金のやり取りが自動化され、手作業による入力ミスや作業負担を大幅に削減できます。特に主要OTA(Booking.com、Airbnb、Agoda、Expedia、Ctrip / Trip.comなど)との接続を一元管理できるため、運用効率の向上に役立ちます。
この記事では、Channexとの連携設定方法についてご案内します。
💡WASIMIL(Channex連携)はデフォルトでは無効化されています。「WASIMIL」タブは初期状態では表示されないため、利用をご希望の方はサポートセンターまでお問い合わせください。
👉️サポートセンターへのお問い合わせ方法はこちらをご確認ください。
目次
サイトコントローラー連携の設定画面へアクセスする手順
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画面右上の「ユーザー」アイコンをクリックします。
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「設定」をクリックします。
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画面左のメニューから「ユーティリティ」>「サイトコントローラー連携」をクリックし、「WASIMIL」タブを選択します。
初期設定
- 画面上部の「サイトコントローラーの設定」セクションで、「紐付ける」にチェックを入れます。
- チェック後、右下の「送信」ボタンをクリックして設定を保存します。
客室連携設定
WASIMILでOTA連携を行う際には、まず「客室連携設定」にて客室タイプの情報を同期する必要があります。
💡新しくWASIMILを導入した施設で、まだサイトコントローラーとの客室連携が完了していない場合は、オンボーディングを担当したスタッフ、またはチャット機能を使ってサポートセンターへご連絡ください。
👉️サポートセンターへのお問い合わせ方法はこちらをご確認ください。
OTAごとの連携手順
このセクションでは、WASIMILを使って主要OTA(Booking.com、Airbnb、Ctrip / Trip.com
、Expedia、Agoda)と連携するための詳細手順を案内します。
すべてのOTAで共通の初期設定(チャネル作成、マッピング操作など)を踏まえた上で、OTAごとの個別対応が必要です。以下の手順を参考にしてください。
💡注意
Airbnbなど「通貨設定フィールド(currency field)」があるOTAをご利用の場合は、通貨を必ず日本円(JPY)に設定してください。通貨の不一致があると価格情報の同期に支障をきたす恐れがあります。
💡本記事のスクリーンショットは、英語表示の画面を使用しています。あらかじめご了承ください。
👉️各OTAの設定に関してご不明な点がある場合は、各OTAのサポート窓口へ直接お問い合わせください。
Agodaとの連携手順
■事前準備:Agodaとの契約
Agodaとの連携には、直接契約(ダイレクトコントラクト)が必要です。
未契約の場合は、Agodaと契約を結び、施設情報・画像などをアップロードしてください。
■Channexへの接続申請
施設側でAgoda Extranetのメッセージ機能を使って「Channexに接続したい」とサポートへ依頼するか、もしくは以下の手順で自分で設定することも可能です。
・接続手順(既存のAgodaパートナー向け)
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Agodaの「YCS(管理画面)」>「Settings」>「Property Settings」にアクセスします。
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「Optional Settings」をクリックします。
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「Enable channel manager mode」にチェックを入れるか外すことで、チャネルマネージャーの有効・無効を切り替えます。
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プルダウンから「Channex」を選択します。
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「Save」をクリックして保存します。
■ChannexでAgodaのチャネルを作成
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WASIMILのOTA連携設定画面から、画面右上の「Create」ボタンをクリックし、新しいチャネル接続を開始します。
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チャネルとして「Agoda」を選択します。
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各項目を入力します:
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Title
この連携を識別するための任意の名称を入力します。 -
Group
該当する施設が所属するグループを選択します。 -
Property
連携したい施設をChannex内のリストから選択します。 -
Hotel ID
Agodaから提供されたHotel IDを入力します。
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「Test Connection」ボタンをクリックして、Agoda施設への接続確認を行います。
💡接続に失敗した場合は、Hotel IDの確認やChannexが有効になっているかをAgodaサポートにお問い合わせください。
■マッピング設定
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「Mapping」タブをクリックします(Test Connectionに成功している必要があります)。
マッピング用のテーブルが表示されます。 -
Agodaのマッピングは常に複数人数対応(multi-occupancy)です。
人数別料金をサポートしていない場合は、同じ設定を複数の人数に対して適用することで対応可能です。 -
Channex上の客室タイプ(Room Type)をAgodaの客室タイプに、料金プラン(Rate Plan)もあわせてマッピングします。
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すべての項目をマッピングし、未設定がないことを確認してください。
Airbnbとの連携手順
■ログインと接続モデルについて
Airbnbとの接続はOAuth認証モデルを使用しています。
そのため、Airbnbアカウントへのログイン権限が必要です。
✅ 接続の前提
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Channexと接続するには、対象のAirbnbアカウントにログインできる状態である必要があります。
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セキュリティ上の理由から、接続後にパスワードを変更しても既存の接続に影響はありません。
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接続を開始する前に、正しいAirbnbアカウントにログインしていることを必ず確認してください。
■Airbnbチャネルの作成
- WASIMILのOTA連携設定画面から、画面右上の「Create」ボタンをクリックし、新しいチャネル接続を開始します。
- 以下の情報を入力します:
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Channel
Airbnbを選択します。 -
Title
この連携を識別するための任意の名称やメモを入力します。 -
Property
連携する施設を選択します(1件でも複数件でも設定可能です)。
接続操作について
すべての必須項目を入力すると、「Connect to Airbnb」ボタンが有効になります。
💡すでにAirbnbに他のサイトコントローラーやPMSが接続されている場合、Channexとの接続は完了しません。その場合は、既存の接続を解除してからChannexの接続をお試しください。
設定オプションの説明
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Min Stay Type
Channexは2種類の最小宿泊数(Min Stay)に対応していますが、Airbnbでは1種類(Arrival基準)のみ使用可能です。この設定で、Airbnbにどちらの数値を送信するかを選択します(Min Stayのロジック自体を変更するものではありません)。 -
Send Booking Notification Email
予約(新規・変更・キャンセル)発生時に、Channexからメール通知を送信するかを選択できます(任意)。 -
Host ID
接続が完了すると、自動的にここにホストIDが表示されます(初期状態では空欄です)。 -
Copy Link
Airbnbアカウントにアクセスできないが、ホストの代理で設定する場合はこのリンクをコピーして送信します。ホストが接続を承認すれば、チャネルが作成されます。
Airbnbとの接続確認
「Connect to Airbnb」ボタンをクリックすると、Airbnbの接続確認画面へ遷移します。
接続したいアカウントにログインしていることを確認し、「承認」してください。
完了後、Channex画面に戻り、接続が完了した旨のメッセージが表示されます(ボタンは表示されなくなります)。
接続エラーについて(Connection Errors)
Airbnbとの接続時にエラーが発生する場合、原因は以下のいずれかであることがほとんどです。
- 他のサイトコントローラーが既に接続されている
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すでに他のサイトコントローラーがAirbnbに接続されている場合、画面上部にエラーメッセージが表示されます。
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この場合は、Airbnbの 「Settings」 > 「Privacy Options」 にアクセスし、既存のサイトコントローラーを解除(disconnect)してください。
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- ホスト情報が不完全
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Airbnbアカウントにメール認証が未完了、または必須情報が未登録の場合、接続がブロックされることがあります。
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このような場合、Airbnb側で接続できない理由が通知されますので、指示に従ってください。
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- サポートへの連絡前に
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接続に問題が発生した際は、エラーメッセージのスクリーンショットや画面録画を保存してからお問い合わせください。
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多くの場合、問題はAirbnb側の設定に起因しているため、情報があると解決がスムーズです。
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■複数施設の接続
複数の施設を管理している場合は、このセクションですべての施設をチャネルに追加できます。
追加した各施設は、Mapping(マッピング)ページでAirbnbのリスティングと個別に紐付けることができます。
■Airbnbリスティングのマッピング
Airbnbとの接続が完了したら、上部の「Mapping」タブをクリックして、マッピング画面を開きます。
マッピングの手順
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各リスティングは最初「not mapped(未マッピング)」と表示されます。
→ その部分をクリックすると、マッピング設定ができます。 -
「not mapped」をクリックすると、ドロップダウンが表示され、マッピング対象の客室タイプ(Room)と料金プラン(Rate Plan)を選択できます。
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Room(客室タイプ)とRate Plan(料金プラン)の両方を必ず選択してください。
💡 人数別価格設定を行っている場合の注意
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宿泊人数に応じて価格が変わる場合は、最も少人数向け(例:1名料金)の料金プランをマッピングするのがおすすめです。
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後で「1名追加ごとの料金」を設定するオプションが利用できます。
例:部屋単位で固定価格の場合は、最も高い料金プランをマッピングしても問題ありません。
マッピングが完了したら、必ず「Save」ボタンをクリックして保存してください。
■リスティングの編集
Airbnbのリスティングをマッピングした後は、「Listing」タブから各リスティングの設定を確認・編集できます。
ステータスの確認と切り替え
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リスティング名の下に「Published(公開中)」または「Unpublished(未公開)」が表示されます。 この表示をクリックすると、ステータスを切り替えることができます。
価格設定(Price Settings)
このセクションでは、Airbnbリスティングから取得された価格情報が表示されます。基本的には内容の確認用ですが、一部編集も可能です。
💡これらの設定は、現在Airbnb側では編集できないため、Channex側での確認・調整が重要です。
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Currency
リスティングの通貨を選択 -
Default Daily Price
デフォルトの平日宿泊料金(1泊あたり) -
Default Weekend Price
デフォルトの週末宿泊料金(1泊あたり)
→ これらは初期値であり、実際の価格はマッピングされた客室タイプ/料金プランから自動同期されます。 -
Monthly Stay Discount
1か月滞在時の割引率 -
Weekly Stay Discount
1週間滞在時の割引率
💡Airbnb側では2泊~60泊以上の長期滞在割引も別途設定可能です。 -
Price Per Extra Guest
規定人数を超えたゲスト1名あたりの追加料金 -
Guests Included
上記料金に含まれるゲスト数 -
Security Deposit
Airbnbが保持するセキュリティデポジット金額 -
Cleaning Fee
リスティングに設定された清掃料金(最終請求に加算されます)
空室設定(Availability Settings)
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Number of Days
リスティングを何日前まで予約可能にするか設定します。
💡「Unavailable by Default(初期状態で非公開)」に設定されているとChannexと互換性がありません。「すべての日程」または「日数指定」を選択してください。 -
Number of Hours
直前予約を制限するための最低受付時間(何時間前まで) -
Preparation Time
次のゲストを受け入れるまでの準備時間(最低インターバル) -
Max Nights
最大宿泊日数(長期滞在を許可する場合は大きい数値に設定) -
Min Nights
最小宿泊日数
💡これらはすべて初期値(デフォルト設定)であり、Channexから毎晩「Min Stay」「Max Stay」がマッピング情報に基づいて送信されます。
チェックイン/チェックアウト日設定
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Checkin Dates
チェックイン可能な曜日の初期設定 -
Checkout Dates
チェックアウト可能な曜日の初期設定
💡これらの設定は、Channexから毎日上書きされます(CTA=Closed to Arrival、CTD=Closed to Departure)。
曜日別の最小宿泊数
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Min Nights Per Week
曜日ごとの最小宿泊数設定(デフォルト)
■Airbnbでの人数別料金設定
Airbnbでは1つの料金プラン(Rate Plan)しかマッピングできないため、基本的に送信できる価格は1種類のみです。
人数によって異なる価格を設定したい場合は、Airbnbリスティング内の設定を変更する必要があります。
例:8名用の客室で、4〜8名の各人数に異なる料金を設定したい場合
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ChannexからAirbnbに送信する価格は、最も低い人数(例:2名)向けの料金に設定します。
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次に、Channex内のチャネル編集画面で「Pricing Settings」を開き、以下を設定します:
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Guests Included(含まれる人数)
ここでは「4名」を設定します。
→ この人数までは追加料金なしで宿泊できます。 -
Price per extra guest(追加ゲスト1名あたりの料金)
4名を超えたゲスト1名ごとの追加料金をここで設定します。
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💡注意
Airbnbでは、追加ゲストごとに異なる金額を設定することはできません。
すべての追加ゲストには、同一の追加料金が適用されます(1人目と2人目で異なる料金は不可)。
Booking.comとの連携手順
■Booking.com Extranetで「Channex」接続申請
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Booking.com Extranet(https://account.booking.com/)にログインします。
💡この操作は、Booking.comでは2段階認証(電話への認証コード送信)が必要なため、施設側で実行するのが最適です。 -
画面上部のナビゲーションに表示されている「Property ID」をコピーします。これは後ほどChannexでアカウント接続する際に使用します。
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メニューから「Account」 > 「Connectivity Provider」をクリックします。
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「Choose Provider」画面で「Search」をクリックします。
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Provider検索欄に「Channex」と完全一致で入力し、Channex.ioを選択します。
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「Next」をクリックし、XML Service Agreementのチェックボックスに同意します。
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「Yes, I accept」をクリックします。
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この時点で、接続申請は完了し、Channex(WASIMIL)での承認待ち状態となります。
■WASIMIL(Channex)でBooking.comチャネルを作成する
Booking.comのConnectivity Provider設定が完了、または「承認待ち(waiting)」状態になったら、接続およびマッピングの設定を開始できます。
💡それ以前に試みると、まだアクセス権限が付与されていないためエラーになります。
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WASIMILのOTA連携設定画面から、画面右上の「Create」ボタンをクリックし、新しいチャネル接続を開始します。
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チャネル選択画面で「Booking.com」を選択します。
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以下の各項目を入力します
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Group
複数のグループを管理している場合は、該当施設が属する正しいグループを選択してください。 -
Title
この接続に任意で付ける名称(表示用)を入力します。 -
Property
対象となる施設をリストから選択します。 -
Hotel ID
Booking.comのExtranet上で表示される施設IDをここに入力します。
💡 このIDは、Booking.com Extranetの画面上部、施設名の隣に記載されています。
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最後に、「Test Connection」ボタンをクリックして、施設がマッピング可能な状態かどうかを確認します。
💡 設定項目をすべて入力し、テスト接続が成功したら、次にマッピング作業へ進むことができます。
■Booking.comのマッピング設定
マッピングでは、すべての料金プラン(Rate Plan)と客室(Room)を正しく紐付けることが重要です。
マッピングされていない料金プランや客室があると、後の運用でエラーが発生する可能性があります。不要な料金プランや客室は、事前に削除してください。
💡補足事項:
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画面の左側には、Booking.com上に登録されているすべての客室と料金プランが表示されます。右側には、それらに対応してマッピングされた内容が表示されます。
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Booking.comの客室名は、初期設定の名称(デフォルト名)が表示されます。
Extranetでカスタム名を設定している場合でも、ここには反映されません。
そのため、各客室の識別用にRoom IDも併記されています。 -
アパートメントタイプなどでは、同一名称の客室が複数存在することがあります。
この場合、正確なマッピングを行うには、Room IDを参照し、Extranet内の客室と照合する必要があります。 -
マッピングが完了したら、画面下部の「Save」ボタンをクリックしてチャネル設定を保存してください。
■人数別料金のマッピング
Booking.comでは、人数に応じた料金(Occupancy Based Pricing)に対応しています。
この機能を利用している場合は、各人数設定ごとに客室のマッピングを行うことが可能です。
・Primary Rate(基本料金プラン)
Primary Rateとは、その客室タイプに対して適用される基本の料金プランを指します。
このプランが、最低宿泊日数(Min Stay)や販売停止(Stop Sell)などの制限情報をBooking.comに送信します。
(Booking.comでは、1客室あたり1つの料金プランしか制限情報を受け取れません)
・操作方法
他の人数設定(例:1名、3名など)にマウスカーソルを合わせると、Primary Rateを変更するオプションが表示されます。
必要に応じて、適切な人数に対してPrimary Rateを変更してください。
■チャネル接続の有効化
接続を有効化するには、対象のチャネルで「Actions」ボタンをクリックし、「Activate」を選択してください。
■未来の予約情報の取り込み
Booking.comのチャネルから、すべての未来の予約情報を取り込む(Pull)ことができます。
この機能は、特に新しいPMSの導入時などに非常に便利です。
💡 この操作によって予約を取り込んでも、Channex(WASIMIL)上の在庫状況には影響しません。
ただし、通常の予約データと比べて一部情報が含まれない点にご注意ください:
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オプション(extras)
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ゲストの個人情報(personal data)
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清掃料金(cleaning fees)
■Booking.com内の派生料金プラン(Derived Rate Plans)について
通常、派生料金プラン(Derived Rate Plans)はChannex(WASIMIL)上でマッピングする必要はありません。
新しく作成された派生料金プランは、プロモーション(Promotions)と同様に扱われ、マッピング不要で問題なく予約が連携されます。
ただし、一部のケースでは古い形式の派生料金プランが、Channex側のマッピング画面で「マッピング可能(mappable)」として表示されることがあります。
このような場合は、以下のいずれかの対応が必要です:
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派生料金プランも含めてすべての料金プランをマッピングする
マッピングしていない場合、予約連携時に「unmapped booking(マッピングされていない予約)」エラーが発生する可能性があります。 -
Booking.com上で派生料金プランを一度削除し、新しく作成し直す
新しい形式の派生プランは「mappable」として表示されず、通常通り機能します。
Ctrip / Trip.comとの連携手順
■Channexとの接続
Ctrip(Trip.com)の管理画面で「チャネルマネージャー(Channel Manager)」セクションを探し、Channex を接続パートナーとして選択してください。
💡もしChannexがリストに表示されない場合は、Ctripサポートへメールで接続申請を依頼してください。
■Ctripチャネルの作成
WASIMILのOTA連携設定画面から、画面右上の「Create」ボタンをクリックし、新しいチャネル接続を開始します。
チャネル作成時の入力項目
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Channel(チャネル)
リストから「Ctrip」を選択します -
Title(タイトル)
この接続を識別するための任意の名称を入力します -
Group(グループ)
接続対象の施設が所属する正しいグループを選択します -
Property(施設)
Channex内から連携する施設を選択します -
Hotel ID
Ctripから提供された施設IDを入力します -
Tax Setting(税設定)
税込価格を送信するか、税抜価格を送信するかを選択します
「Test Connection」ボタンをクリックすると、Ctripの施設に正しく接続できているかを確認できます。
💡エラーが出た場合は、Hotel IDが正しいか確認するか、CtripサポートにChannex接続状況の確認を依頼してください。
■マッピング設定
「Test Connection」が成功したら、「Mapping」タブをクリックします。マッピング用のテーブルが表示されます。
マッピングの概要
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Ctripのマッピングは、基本的に複数人数対応(multi-occupancy)が前提となります。
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施設側で人数別の料金に対応していない場合は、すべての人数に対して同じ内容をマッピングすることで対応可能です。
Channex上の客室タイプ(Room Type)をCtripの客室タイプに、料金プラン(Rate Plan)もあわせてマッピングします。すべての項目が正しくマッピングされていることを確認し、未マッピングの項目がないようにしてください。
設定が完了したら、「Save」ボタンをクリックして保存し、「Activate」してチャネルを有効化してください。
Expediaとの連携手順
■Channexとの接続申請
ExpediaのExtranetにログインし、「Rooms and Rates(部屋と料金)」>「Connectivity Settings(接続設定)」 に進みます。設定画面で、「Connectivity(接続)」および「Bookings(予約)」の両方に対してChannexを選択してください。💡このページにアクセスするには、通常2段階認証が必要です。
■Expediaチャネルの作成
WASIMILのOTA連携設定画面から、画面右上の「Create」ボタンをクリックし、新しいチャネル接続を開始します。
入力項目
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Channel
リストから「Expedia」を選択します -
Title(タイトル)
このチャネルに付ける任意の名称(表示用)を入力します -
Property(施設)
リストから接続したい施設を選択します -
Hotel ID
Expediaが発行した施設IDを入力します -
Min Stay Type(最小宿泊日数のタイプ)
施設が使用している最小宿泊日数の設定を選択します
💡通常は「Arrival(到着日基準)」が選択されます
すべての項目を入力したら、「Test Connection(接続テスト)」ボタンをクリックして、正しく接続できるかを確認してください。
テストが成功すれば、「Next」ボタンからマッピング設定へ進むことができます。
■Expediaのマッピング設定
Expediaとのマッピングは比較的シンプルです。
画面の左側には、Expediaに登録されているすべての客室タイプ(Room)と料金プラン(Rate Plan)が表示されます。
右側には、それに対してマッピングするChannex側の設定を選択できるようになっています。
提供されている選択肢の中から、正しい客室タイプと料金プランを選択し、「Save(保存)」をクリックしてマッピングを完了してください。
■接続の有効化
接続が完了したら、チャネル一覧ページで「Options(オプション)」ボタンをクリックし、「Activate(有効化)」を選択してください。チャネルを有効化すると、マッピングされた料金プランに対して、価格・在庫・制限情報がすべて自動的に同期されます。
■未来の予約情報の取り込み
このチャネル接続では、Expediaからすべての未来の予約情報を取り込む(Pull)ことが可能です。
上記以外のOTAとの連携手順
本記事で紹介している以外のOTAについても、以下のリンク先に記載されているOTAであれば、Channexを経由して連携が可能です。
設定手順は、Channexの公式ガイド(英語)をご参照ください。
👉 Channex公式:Channel Mapping Guides(英語)
💡操作画面や用語は英語表記となりますが、基本的な手順は共通しています。
予約同期
「予約同期」セクションでは、Channex経由で各OTAと連携された予約情報の自動同期状態を確認できます。
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「実行中」と表示されている場合は、予約情報の自動取得が有効です。
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「中止」となっている場合は、予約同期が停止しており、新しい予約データが取り込まれません。必要に応じて「再開」ボタンをクリックしてください。
💡 OTA連携を有効にしても、予約同期が「中止」のままだと新規予約が取り込まれません。設定後は必ず同期状態をご確認ください。