客室モニタリング
客室の移動履歴とアサイン状況を一目で把握し、日々の運用をスムーズに行いましょう
🦅 客室モニタリングでは、客室移動と客室アサインの状況をまとめて確認できます。
このレポートを使うと、指定日の宿泊中や滞在予定の予約がどの客室に割り当てられているか、いつどの客室へ移動したかを一目で把握できます。
フロントや運用チームは、客室移動の履歴確認や当日の未アサイン対応、ブロック中の客室状況を効率的に確認できます。
客室モニタリングを活用することで、日々の運用判断や客室割りの調整がスムーズになり、業務全体の見える化と在庫管理の正確性向上につながります。
この記事では、客室モニタリングの基本的な見方と操作方法についてご紹介します。
目次
客室モニタリングへアクセスする手順
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メインメニューから「レポート」をクリックします。
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次に 「日次運営状況レポート」 を選択します。
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一覧から 「客室モニタリング」 をクリックします。

- 画面上部のタブで、「客室移動」タブでは客室移動の履歴や予定を確認でき、「客室アサイン」タブでは指定日の客室割り当て状況を確認できます。

利用前の確認事項
客室モニタリングを正しく利用するために、次の点をご確認ください。
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予約データが最新であること
到着日・出発日、ステータス、ゲスト名、客室タイプ/客室番号などの情報が正確に登録されている必要があります。 -
客室タイプおよび客室番号の設定が正しいこと
実際の在庫状況(空室・清掃・稼働・ブロックなど)が最新の状態で反映されているか確認してください。 -
ブロック設定が登録済みであること
メンテナンスや工事などの理由で利用不可の客室は、カレンダーに登録されている必要があります。客室モニタリングはその情報を自動的に参照します。 -
閲覧権限があること
社内のアクセスルールに基づき、レポートの閲覧権限が設定されている必要があります。
「客室移動」タブでできること

(A) 日付選択機能
画面上部の日付選択バーでは、表示したい日付を簡単に切り替えられます。
前後の日付移動やカレンダーからの直接指定が可能です。
💡 「客室移動」タブは 移動日 を基準にデータを表示します。
-
a: 「≪」「<」ボタン
前日または前の期間に移動します。「≪」は前の週、「<」は前日を表示します。 -
b: 日付フィールド
現在表示中の日付が中央に表示されます。クリックすると、カレンダーが開き任意の日付を指定できます。 -
c: カレンダーアイコン
クリックすると日付ピッカーが開き、カレンダーから日付を直接選択できます。 - d: 本日アイコン
中央右側のカレンダーアイコン(ツールチップ表示:本日)をクリックすると、本日の日付に一瞬で戻ります。日付を移動して他日を確認したあと、当日の状況へすぐ戻りたいときに便利です。 -
e: 「>」「≫」ボタン
翌日または次の週に移動します。「>」は翌日、「≫」は翌週を表示します。
(B) 検索ボックス
登録されている予約情報を検索できる入力欄です。
ゲスト名や予約番号など、一覧に表示されている任意のキーワードを入力することで、該当するデータを素早く絞り込むことができます。
(C) 項目の説明
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移動日
客室移動が行われた日付と時刻が表示されます。実際に移動が登録された日時を基準に記録されます。 -
宿泊代表者
この予約の宿泊代表者の名前です。クリックすると該当の予約カードを開き、詳細を確認できます。 -
実行者
客室移動を実行したユーザー名です。どの担当者が操作を行ったかを確認できます。 -
予約番号
予約を一意に識別する確認番号です。他レポートや予約検索との突合にも使用できます。 -
チェックイン日
ゲストの到着日です。予約カードで設定されたチェックイン日が反映されます。 -
チェックアウト日
ゲストの出発日です。予定変更がある場合も最新の日付が自動的に更新されます。 -
予約ステータス
現在の予約状態が表示されます。キャンセル済み、ノーショー、削除済みの予約は自動的に一覧から除外されます。
チェックアウト済みの予約については、過去に客室移動の履歴がある場合は、その履歴として一覧に表示されます。 -
以前の客室タイプ
移動前に割り当てられていた客室タイプです。移動履歴の比較や、タイプ変更を伴う移動を確認する際に使用します。 -
以前の客室番号
移動前に宿泊していた部屋番号です。同タイプ内の移動かどうかを確認する目安になります。 -
現在の客室タイプ
移動後に割り当てられた客室タイプです。移動先が異なるカテゴリの部屋である場合は、この列で明確に確認できます。 -
現在の客室番号
移動後の部屋番号です。当日の稼働状況を確認する際や、清掃・備品移動など運用タスクの把握に役立ちます。
(D) 操作アイコン
アイコンをクリックすることで、一覧表示のカスタマイズやデータの出力ができます。
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a:列アイコン
表示する項目のオン/オフを切り替えられます。 -
b:フィルターアイコン
条件を指定して、表示するデータを絞り込むことができます。 -
c:密度アイコン
表の行間を「コンパクト」「標準」「コンフォタブル」から切り替え可能です。 -
d:エクスポートアイコン
表示されているデータを CSV または Excel 形式でダウンロードできます。 -
e:印刷アイコン
一覧を印刷レイアウトで出力できます。 -
f:全画面表示アイコン
画面を全画面表示に切り替え、広いスペースで一覧を確認できます。
「客室アサイン」タブでできること

(A) 日付選択機能
画面上部の日付選択バーでは、表示したい日付を簡単に切り替えられます。
前後の日付移動やカレンダーからの直接指定が可能です。
💡 「客室アサイン」タブは 滞在日(1日) を基準に表示します。
-
a: 「≪」「<」ボタン
前日または前の期間に移動します。「≪」は前の週、「<」は前日を表示します。 -
b: 日付フィールド
現在表示中の日付が中央に表示されます。クリックすると、カレンダーが開き任意の日付を指定できます。 -
c: カレンダーアイコン
クリックすると日付ピッカーが開き、カレンダーから日付を直接選択できます。 - d: 本日アイコン
中央右側のカレンダーアイコン(ツールチップ表示:本日)をクリックすると、本日の日付に一瞬で戻ります。日付を移動して他日を確認したあと、当日の状況へすぐ戻りたいときに便利です。 -
e: 「>」「≫」ボタン
翌日または次の週に移動します。「>」は翌日、「≫」は翌週を表示します。
(B) 検索ボックス
登録されている客室タイプを検索できる入力欄です。
一覧に表示されている客室タイプ名の一部を入力することで、該当するタイプのみを素早く絞り込むことができます。
(C) 項目の説明

💡 「客室アサイン」タブでは、指定した1日(単一日)の滞在に含まれる予約のみ が表示されます。日付を変更すると、その日の割り当て状況が即時更新されます。
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客室タイプ名
客室タイプカテゴリーの名称です。
左側の三角トグル(▶)をクリックすると、該当タイプの詳細(部屋番号ごとの割当状況)が展開表示されます。▶ 詳細の展開表示(サブ行)

左側の三角トグル(▶)をクリックすると、客室タイプ内の各部屋情報が展開されます。
展開後には次の列が表示されます。-
客室番号
各客室の番号が表示されます。 -
客室ステータス
清掃中・検査済み・稼働中など、現在の客室状態が表示されます。 -
ブロック状況
客室がブロック中の場合は「ブロック済み」と表示されます。 -
予約確認番号
該当の客室に割り当てられている予約の確認番号が表示されます。 -
名前(宿泊代表者)
該当予約の宿泊代表者名が表示されます。名前をクリックすると、予約カードを開いて詳細を確認できます。 -
予約ステータス
予約の現在の状態が表示されます。
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予約数
この客室タイプに紐づく予約の総数です。当日の滞在・チェックイン・チェックアウトを含むすべての予約がカウントされます。 -
アサイン済み予約
特定の客室番号にすでに割り当てられている予約数です。 -
未アサイン予約
まだ特定の客室に割り当てられていない予約数です。チェックイン前の割当作業が必要な予約を把握できます。 -
ブロックされた客室
メンテナンス中などの理由で、現在アサインできない客室数です。ブロック設定はカレンダーの状態を自動参照して反映されます。
(D) 操作アイコン
アイコンをクリックすることで、一覧表示のカスタマイズやデータの出力ができます。
-
a:列アイコン
表示する項目のオン/オフを切り替えられます。 -
b:フィルターアイコン
条件を指定して、表示するデータを絞り込むことができます。 -
c:密度アイコン
表の行間を「コンパクト」「標準」「コンフォタブル」から切り替え可能です。 -
d:エクスポートアイコン
表示されているデータを CSV または Excel 形式でダウンロードできます。 -
e:印刷アイコン
一覧を印刷レイアウトで出力できます。 -
f:全画面表示アイコン
画面を全画面表示に切り替え、広いスペースで一覧を確認できます。