WASIMILでは、RevPAR(販売可能な客室1室あたりの売上)はどのように計算されますか?

RevPAR(販売可能な客室1室あたりの売上)の計算方法については、以下の手順をご参照ください。

RevPAR とは?

RevPAR(販売可能な客室1室あたりの売上)とは、ホテルの客室収益性を測る指標です。 販売可能な客室全体を対象に、客室売上を販売可能な客室数で割ることで算出されます。
また、ADR(平均客室単価)と稼働率の掛け算でも求めることが可能です。
通常のADRは「販売された客室のみ」を対象としますが、RevPARは販売されなかった客室も含めた全体の収益性を示します。

RevPARの計算方法

  1. 客室売上を算出

    販売された客室の客室売上(税、サービス料、附帯サービスを除いた金額)を算出します。

  2. 販売可能客室数を確認

    ホテルが販売可能なすべての客室数(販売可能客室数)を確認します。この数には、実際に販売された客室数と未販売の客室数が含まれます。

    💡汎用部屋(一般的に利用不可の部屋)は含みません。

  3. RevPARを計算

    RevPARは以下の計算式で求められます:

    RevPAR = 客室売上 ÷ 販売可能客室数

    または、以下の式を利用して求めることもできます:

    RevPAR = ADR × 稼働率

具体例

  • 客室売上(税サ、附帯サービス別): 500,000円
  • 販売可能客室数: 20室

計算式

500,000円 ÷ 20室 = 25,000円

この場合、RevPARは 25,000円 となります。

👉️ADR(平均客室単価)の計算方法については、こちらの記事をご覧ください。